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Oculus Quest2が我が家に来たお話

前書き

今年の二月の事でございやすけどもね。
誕生日に欲しい物リストでも公開してみたらどうだと友人に勧められたんですよ。

欲しい物リストとは何ぞや?という方に説明しますと。
Amazonにあるシステムというかサービスみたいなもので、「これが欲しいんです!」という商品をAmazonでチョイスしてリスト化して公開するんです。それを見た方が優しさ100%で買ってくれるという、なんというかものすごいシステムです。
しかし誕生日プレゼント何買ってあげようか迷うー……となる際には、公開されてる欲しいものから選んでプレゼントするという事が出来るため、割と便利な面もあります。

そんなことがあり、んじゃあ試しに公開してみますよということで、作成しました。

干し芋のリスト

はい、干し芋のリストです。

いきなり欲しいものを人に公開するといってもなかなか思いつかず、カップ麺とかお酒とかそんな他愛もないものばかりリストに載せてました。もちろん干し芋も載せました。
あれこれ見てるうちに、何故か私へのオススメにあったんです。
Oculus Quest2が。
VRの機械です。VRの機械としてはお値段お手頃なものではありますが、それなりに高価です。いや結構高価です。
そういえば数年前の音楽界隈の集まりのとき、VRの体験コーナーがあってあの立体感には感動したなぁとか、そういえばその時VR機材を装着した清水の写真がVR清水 嶺などとネタになったあげく、某アルバムのジャケットにされたなぁ、などあれこれ思い出しながら、気がついたらリストに入れてました。
欲しいなぁという思いよりも、置いとくと面白そうだなぁ、くらいの感覚でネタ枠として置いてました。

それで、数日後に本当に干し芋のリストからお酒やらカプ麺やらプレゼントしてくれた方々がいらっしゃって、まじかよヒャッホゥってなってたんですよね。
そんななか、ひときわ大きいダンボールがあって、開けたらやつがいたんですよ。

Oculus Quest2さまでございます

どうして……届いたしまったのか……。
完全に想定外でした、先に記した通り、そこそこ、というか結構高価なものなので、ネタ枠として置いていたものが届いてしまいました。開けた瞬間思わず「( ゚д゚)ハッ!?」って声が出てたと思います。

送ってくださったのは良く存じ上げている私の知人からでした。
ありがとうございます、ありがとうございます……(スライディング土下座

Oculus Quest2紹介

外観

というわけで、せっかく届いたOculus Quest2様です。開封後、じっくり観察しました。
DTM関連以外の機械に関してはてんで疎いので、「うわぁ……さいしんえいのきかいだぁ……」などと機械ダメおじさん状態になりながら写真をパシャパシャ撮っていました。

Oculus Quest2の中味はこんな感じです。

開封しました。
左右のコントローラーがひとつずつとヘッドセット。
思っていたよりもコンパクトな印象でした。

ヘッドセットのカメラ部分です。
なんだかすごい作りです、どうなってるんだこれ……。
本体とクッションの間に挟むスペーサーはメガネをかけて使う人向けのパーツだそうです。
レンズの位置の変更が可能で、左右の距離を縮めたり広げたりできます。ユーザーの目の距離に合わせて調整する感じですね。

コントローラーの電池ボックスを開けました

コントローラーはどうやって電力供給するのかと思ったら電池ボックスがありました。単3電池で動くようです。
左右対称になっているコントローラーで、持ってみると、中指のボタン、人差し指のボタンが背後に、上面には丸ボタンが2つ、アナログパッドが1つ、Oculusマークのボタンが1つありました。

電池含めて、コントローラーのストラップ、ヘッドセットのバンド、クッションなどは全て組み上がった状態で入っていました。スペーサーだけは後付になっていて、取り付けの為にクッションだけ一度外しました。

装着感

実際に装着したみたところ、重さに関してはそこまで気になりませんでした。
装着する際に頭の後ろに回す白い固定バンドは、結構キツめに感じました。緩いと装着感が安定せず、しっかりと固定するためにキツめに長さを調整していました。
それと、メガネをしていると装着がやや難しいかもしれません。装着の際にクッションにメガネが引っかかるので、メガネの分更に伸ばして装着する必要がありました。
また、サイズの大きいメガネは装着の際クッションに引っかかるので、メガネの形には要注意です

左右のコントローラーは、とても持ちやすい形をしていました。ヘッドセットをして手元が見えなくとも、ボタンの配置などは認識しやすいです。

オプションパーツ購入

ヘッドセットの装着感は、オプションパーツで解決しました。
別売のものがあったので、購入してしまいました。

Quest 2 Eliteストラップです

Oculus純正のオプションパーツです。
どうにも過去にアームが割れるなどの報告が相次いでいたらしく、そんな情報をあちこちで見たのですが、後に販売一時中止、不良品の回収を経ての再販売されたものなので、恐らく強度の面では問題ないだろうという判断で購入を決めました。

ストラップ装着後はこんな感じ

取り付けの際は、本体に付いているバンドとアームを全て外す必要があったのですが、アーム部分の脱着がなかなか怖かったです。バキッと折ってしまわないかヒヤヒヤでした。
また、上部のバンドを取り付ける際、取り付けようの穴に通すのが結構難しかったです。

そうして取り付けが完了してみると、なかなかゴツい見た目になりました。
見た目に反して、装着時の重さはやはりそこまで感じることはありませんでした。
装着時は、頭の後ろ部分にあるダイヤルを回してアームの長さを変えることが出来ました。
なので、一番長い状態にしてから装着し、その後でダイヤルを回して固定することで、メガネがひっかかることなく装着が可能でした。
また、頭の後ろもキツさを感じることがなく、それでいながら安定感も増しました。

ヘッドセットは、これはなんというか標準で付いてていいのでは……と思うくらいの品物でした。むしろなぜ別売なのだこれ。

実際のOculus Quest2体験談

画面のキャプチャなどの仕方がわからなかったため、文字での感想になります。

始めの設定はあれこれありますが、始めに安全の為に移動距離を部屋と合わせるために画面上でラインを引いてそれ以上移動しないようにするような作業が必要でした。部屋が狭い場合やものがたくさんある場合などは要注意ですね。

あれこれ設定が終わると、ロビーのような画面が目の前に広がりました。日本庭園と古風な建物の中のような風景でした。
ここでまず感動でした。びっくりするくらいVRでした。何言ってるのか分からないと思いますが、VRの立体感と眼の前に広がる現実感は本当にすごいです。
ゲームなどやる前になんだかもう満足してしまいそうになりました。

正直言うとVRの知識はほぼないに等しかったため、Oculus Quest2で何が出来るのかなどはまだ分かっていませんでした。
とりあえずVRとして楽しそうなものを色々やってみようと思って、ダウンロードや購入してみたものがいくつかあるので、紹介してみたいと思います。

エピック ローラーコースター

ジェットコースターが楽しめるゲーム。
自分で操作してタイムアタックなどをすることも出来るようです。

音の立体感が凄まじく、走行中に音が後ろに流れていく感じなどまで感じ取れ、急降下するときには本当に落ちているような錯覚に見舞われます。ジェットコースターがダメな人はこれダメだろうなと感じるくらいのスリルが味わえます(清水はそこそこ好き)。

基本的なものを遊ぶだけなら無料のゲームでした。
普段はこれでスリルを味わって遊んでいます。

ゲームはこちら。

ゆるキャンVR

大人気キャンプコミックのアニメ版をVRにしたゲーム。
第一弾のみプレイしました。

Steamで購入、OculusをPCと接続し、SteamVRを起動してプレイします。

主人公のなでしこ目線でりんちゃんとキャンプをしているような雰囲気で進んでいく形式でした。
移動したりが出来るわけではなく、画面上でのイベントを選択してシナリオが進行していく具合で、出来ることはそんなに多くはありませんでした。
目の前に広がる本栖湖と隣にいるりんちゃんに癒やされるだけで十分でした。ええ、最高でしたとも。

有料のゲームで、1960円でした。

ゲームはこちら。

KartKraft

レースゲームをVRでやりたい!
……という欲求からあれこれ調べて良さそうだったのでプレイしてみました。

こちらもSteamで購入、OculusをPCと接続し、SteamVRを起動してプレイします。

名前の通りカートのレースゲームです。
映像のリアルさはピカイチです。
表示されている速度よりも速度感を感じるのはカートの車高の低さからでしょうか。

操作に関しては非常にシビアで、コントローラー(別途ゲームパッドを接続)でプレイしようとするとバッキバキのコーナーリングになってなかなか難しいです。ものすごいスピンしまくりました。
おそらくハンドル型のコントローラーがあると非常にプレイしやすいのだと思います。
あと、初期セッティングがものすごく難しいです。あれこれボタンをいちからセッティングせねばならず、最適解も分からないのでどうしていいか分からないという具合でした。最低限操作できるセッティングでプレイしました。

そしてこのゲーム、10分しないで酔いました。
なかなか凄まじくVR酔いをします。画面が早く変わるのでしかたないとは思いますが、目まぐるしく動くエピックローラーコースターはそんなに酔わないため、視野の広さも影響しているように思いました。
書きながら酔いの感覚を思い出して、なんだか気持ち悪くなってきました。
慣れるんでしょうか、これは……。

有料のゲームで、2199円でした。

ゲームはこちら。

というわけで、Oculus Quest2でのVR体験談でした。
他にもおすすめいただいているゲームなどもあるので、後にまたそのあたり書いていきたいと思います。

干し芋のリスト、もとい欲しい物リストからまさかこんなことになるなんで思いもしませんでした。
なお、干し芋のリストに入れていた干し芋は届きませんでした。
のちに自分で買いました。
干し芋美味しいです。

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