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バイクを買った話

4月冒頭からTwitterのほうでは騒いでいたのですが、バイクを買いました。
約10年ぶりのバイクです。

4~5年前から乗りたいなとは思っていたものの、なかなか踏ん切りがつかずにうだうだしてましたが、決断しました。

My new gear...

HONDA PCX JK-05

赤い彗星

これが清水が今回買ったバイク。
HONDAのPCXです。

日本で最も売れていると言われているらしい原付二種バイクです。
125ccのバイクですよ。

スペック

詳細はHONDAさんの公式に乗っていますので、そちらを参照ください。

https://www.honda.co.jp/PCX/

簡単にまとめると……

  • JK-05、2021年モデル
  • いわゆるオートマチック
  • 原付二種、125cc
  • 色は赤
  • トロクコントロール、ABSなどの制御機能を装備
  • アイドリングストップ装備(あまり使わない)
  • メーターなどは液晶ディスプレイ
  • スマートキー対応
  • 30Lの大容量シート下収納。

……etc。

原付二種です。
割りと勘違いされるのですが、「原付」と名前はなっていますが二段右折とかは必要ありません。法定速度も時速60mです。
ただし高速道路は乗れず、自動車専用道路もだいたいは通行が出来ません。
下道をとことこ行くような感じですね。

サイズ

正面から。

全長は1935mmとのこと。

通常の原付よりはもちろん大きいですが、250cc以上のビッグスクーターなどと比べると小型です。
参考に、同メーカーのシルバーウイング400は2285mmと、35cmも差があるようです。
PCXと同排気量で一般的なスクーターの形をしたリード125が1845mmで、これは同等くらい。
しかし、PCXのを実際に目の前で初めて見た時の印象はとしては、「思ったよりも大きい」と感じました。というより、リード125ccもスクーターの見た目をしていますが、こちらも思ったよりも大きいなという印象でした。
町中で見かけたときよりも、目の前で見た時の印象がかなり違うような気がしました。
割りとしっかりとしたサイズ感があります。

幅は740mmと、リード125よりもやや広のようです。誤差程度ではありますが。
グリップの幅のようなので、ミラー次第でもう少し変わるのかと思います。

シート高は764mmとのことで、以前清水が乗っていたSUZUKIのボルティ(250cc)よりも少しシートは高さがあるようです(ボルティは推定750mm)
ただ、私が乗った時の印象は足つきは抜群でした。座る位置や姿勢によりますが、かかとまでべったり付きそうなくらいです。
※参考までに、清水の身長は179cm

重量

車両重量は132kgとのこと。

見た目にしては軽いという印象でした。
同排気量クラスのリード125が116kgとのこと。これよりはやはり重いです。
400ccのシルバーウイングが249kgですので、そのあたりと比べるととても軽いです。

以前乗っていたボルティが125kgほどとのこと。
ボルティが250ccという枠の中では軽すぎるというだけなのですが、これよりも重量はほんの少し重めでした。
ボルティの軽さの印象が強かったため、乗り始めの重さはどうだろうかと思いましたが、なにも心配いらない程度でした。

緩やかな坂道なら押して登れる程度です。

足つきの良さと軽さから、立ちごけ知らずのバイクになりそうです。
いや今まで立ちごけしたことあるわけはないんですけども。

購入のきっかけ

趣味とか移動手段とかあれこれ

バイクは10年以上前に先に記載のボルティに乗っていたことがあって、1度手放してからだいぶ時が経ちましたが、日に日にもう一度乗りたいなと思うようにはなっていました。
もともとバイクに最初に乗るきっかけは、友人が乗っていてそこで勧められてというのがありました。当時は全く考えてもいなかったのですが、あれよあれよという間に免許取得までいきました。勧められてから半年も経ってなかったような気がします。
そして最初のバイクは中古で格安で買ったはいいものの、状態はあまり良くなく、加えて当時は知識も浅くて整備もままならず、不具合が出て動かしづらくなり、次第にフェードアウトするように乗らなくなってしまっていました。だいぶかわいそうな乗り方だったように思います。5年ほどで手放してしまいました。

また乗りたいという思いがあり、不便な土地の移動手段が欲しかったというのもあり、ツーリングしたいというのもあり。
あとは最近始めたキャンプでの移動で使いたいという思いもありました。
というかほとんど決めたきっかけはキャンプでした。
昨年車に乗せられてふもとっぱらへ行った時に感じた移動手段としての自動車の魅力は凄まじかったです。
荷物背負って重い思いしなくていいのって凄い……。
というわけで趣味です。完全に。

以前乗っていたSUZUKIのボルティ

買ったのが確か2007年頃、当時で98年モデルとかだった中古のSUZUKIボルティです。お値段当時で14~15万くらいだったっけかな。ボルティの中でも格安でした。
しかしエンジンのかかりが悪かったり途中でエンストしたり、結構がたがたでした。格安の中古だったので仕方ない……。

250ccのバイクでしたがそれほど速度が出せるわけではなく、80キロを超えると震えだすような、なんというか愛らしいバイクでした。
燃費はかなり良く、推定リッター35~38キロくらいは出ていたと思います。

割りとこぶりなほうで、足つきもよく、エンジン音が素敵なバイクでした。

あと名前が好き。ボルティ。いい響きじゃないか。
良いバイクでした。

新しいPCX、乗ってみてどう?

今回納車したHONDAのPCX。
納車してまだ2ヶ月くらいですが、軽い感想です。

抜群の安定感

あらゆる面での安定感が素晴らしい印象です。

まずはエンジンのスタートが凄まじくスムーズ。
何も考えなくてもスタートしてくれるのがとてもありがたい……。

車体もそこまで重くなく、取り回しが非常に楽です。

乗っている姿勢も比較的乗りやすい印象です。
スクータータイプは初めてなのですが(そもそもまだ二台目)、教習中のビックスクーターはとても乗りづらい記憶があって最初は大丈夫かなと身構えていました。
それがいざPCXに乗ってみると、走り出しですぐに馴染みました。スッと走れます。ブレもないし不安定さもなく、安心して運転できます。
ステップも広く、足の置く位置は自然に下に降ろしたり前に投げ出したり幅広く選べます。
そしてブレーキもアクセルも非常になめらかです。反応がとても良い。
そして、あまり普段使いませんが、アイドリングストップが付いています。
これも非常に反応がよく、エンジンが止まった後、アクセルを回すとすぐにバッとスタートしてくれます。
キュルルッグイーン!ではなく、グイーン!と一気にスタートしてくれます。
エンジンが止まってても止まってなくても同じような感覚でスタートができます。
これは結構凄い。
あまり普段使いませんが。

抜群の収納力

シート下の30Lの収納スペースが本当に優秀です。

キャンプグッズ詰め込みました。

正直この収納力でPCXに決めたのもあります。上記記載のリード125はもっと収納力が高いそうです。

キャンプに行くことを想定してテントやら寝袋やらシートやら、大きめのものをあれこれグイグイ詰め込んでみたのですが、割りとすっぽり入ってしまいました。
詰めようと思えばまだ詰め込めそうです(負担が怖くてやってません)。

これだけシート下に入ると、残りの荷物はそこまで大きいものも少ないので、PCXの後ろに積む量的にも十分問題ない状態になりました。
これは本当に凄いです。

ヘルメットも、ジェット型は全く問題なく入りました(角度によっては引っかかりました)。

重量制限があったはずなので、入れすぎには注意ですね。

燃費がとても良い

電子ディスプレイの画面に燃費が表示されていて、納車当初はリッター38kmくらいで表示されていました。
それが、380kmほど走った現在でリッター48kmほどまで上がりました。(初回のリセットを忘れていました)

乗り方にもよるとは思いますが、非常に燃費の良いバイクです。
カタログスペックでは55kmとなっていましたが、かなり近い値まで出ているのはびっくりしました。

燃料タンクも8.1Lあり、スペック通りなら満タンから400km近く走れる計算。これは凄い。

しっかり加速してくれる

「原付二種」という種類名からして、あまり速度が出なさそうだったり坂道がキツそうな印象がありそうですが、全く問題ありません。

出たしはグッと加速してくれてまわりに遅れる感覚はほぼありません。坂道もパワーの足りなさを感じることはなく、しっかり加速もしてくれました。60km巡行もとてもラクです。

維持費が安い

PCXは125ccと160ccのものがありますが、後者は通常の二輪扱いのため、自動車税や保険が高いです(車と比べたらはるかに安いですが)。
原付二種はとにかく安いです。
月額換算すると税金や保険含めて数千円程度です。ボルティに乗っていた頃と比べて半分以下だったように思います。

もともとはまた250ccに乗りたいと思っていたのですが、125ccのこの維持費のやすさはPCX購入の大きな決め手でした。

カッコいい

カッコいい!

気になるところはないの?

いい所だらけのPCXですが、気になるところもあります。これは私の場合な当てはまることだらけですが、いくつか。

純正のままだとリヤへの積載が難しい

キャンプ用のバッグを取り付けました。

リヤにはキャリアはなく、またくくりつけられるような隙間などもあまりありません。
上記写真は、シートに取り付けたサイドバッグ上部にあるフックに網をくくりつけ、それでリヤに乗せたバッグを固定しました。
サイドバッグの前方部固定は、タンデムステップに固定しています。

サイドバッグがないと編みをくくりつける場所がなく、乗せるバッグの固定が困難でした。
トップボックスなどを取り付ける場合はキャリアの隙間に固定できそうですが、現状は固定にはサイドバッグが必須な印象です。
このあたりはまだ工夫やカスタムの余地ありでした。

前方からの風を受ける

フロントには小さな風防が付いていますが、正直あまり効果は感じられませんでした。がっつり身体に風を感じます。ンギモヂィィィィ

純正パーツやその他で大きい風防が別売であるようです。
が、調べたところ素人が取り付けられるような工程ではなさそうで、取り付けるならメーカーに受注が安心そうです。
これはトップボックスも同じのようで、取り付けはリアバンパーを外したりなどそうとうな手間のようで、個人でやるのはやや覚悟が必要なようです。

私は、取り付けるときは買ったお店に頼もうと思います。

割と追い越しをくらう

原付二種の宿命なのか、見た目的なものなのか、それほどのんびり走っているわけではなくとも、びゅんびゅん追い越しをくらうことがそれなりにある印象です。

以前ボルティに乗っていたときはそういっことを感じたことがありませんでした。この10年の環境の変化があったかもしれませんが、50ccを追い越す感覚でびゅんびゅん行かれます。

※ただし、明らかにとんでもない速度だったり、追い越し禁止でも追い越されるなどが比較的多いです。その辺はもはやどうにもならぬです。

通行不可の道があるのはやはり辛い場面がある

こうなることは分かってはいましたが、高速不可や自動車専用道路不可というのは走っている最中に気になってしまう部分でもあります。
心配性なだけなのかもしれませんが、走っている最中に「あれ?この道原付二種大丈夫?」と確認してしまったりする場面がちょいちょい出ます。
普通二輪なら気にせず乗れる道でも原付二種は不可……という部分は運転中に気がかりな要素の一つでした。

が、これに関してはナビゲーションアプリで解決しました。
ツーリングサポーターというアプリを導入し、スマホをナビ代わりにするスタイルです。

スマホのナビアプリはYAHOOやGOOGLEなど有名なものも多々ありますが、ツーリングサポーターは唯一の機能として、バイクの排気量に適した道案内をしてくれる、という部分が最大のメリットでした。
YAHOOやGOOGLEは、有料回避をしてもバイクでは通れない道などを案内してしまう場面が出てしまうのですが、ツーリングサポーターは原付二種に適した道をしっかりと案内してくれます。
しっかりと機能を使うには月額代金がかかるため、最初はどうしようか迷いましたが、これは月額払うだけの価値ありと思いました。

ナビもとても見やすく、ヘルメットに装着したレコーダー経由で音声案内を耳で聞く事もでき、もはや言う事なしです。

まとめ

色々と書きましたが、総合的にはとても良いバイクだと感じました。

PCX後ろから。ナンバーはご当地版。

トップボックスや風防の取り付けは今後考えようと思っています。
これらは見た目的な理由で付けたくないというのがあるのですが、一ヶ月乗ってみて、やはりあると便利だろうなと思うことが多々ありました。

納車して一ヶ月もしないでツーリングキャンプに行った記録のあるのですが、それはまた別のお話。

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