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PCXで初めてのツーリングキャンプに行った話②

4月中旬にバイクを納車、その勢いで2~3週間ほどでツーリングキャンプに行ったときのお話。
下準備を終えていざ、当日へ。

前回のお話
PCXで初めてのツーリングキャンプに行った話①

バイクと買ってはや3ヶ月。ちまちまと、あちらこちらと走り回って遊んでおりますが、さかのぼること二ヶ月半。 清水は始めてのツーリングキャンプにチャレンジしました。 ...

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奥多摩キャンプ当日

雨が振りました

降りやがりました。
一週間前から天気が晴れるだか雨降るだかぶれていたのですが、当日朝ぱらぱらですが降っていました。
バイクにとって濡れてる路面ほど怖いものはありません。
教習中も雨の中の教習はとても怖かったのを覚えてます。
納車して半月ほど、まだ数回の乗車しかしてないバイクで90kmの旅は大丈夫だろうか?

……などと考えることもなく、まぁなんとかなるやろくらいの感覚でとりあえずカッパを着ましたが、出発前には止んでいたので普通に行く事にしました。

道具には雨具を。

荷物には念のため雨用カバーをかぶせておきました。
気温は4月下旬とはいえやや冷え込んでおり、現地の夜3~5度まで下がるとのこと。
出発時は冬用コートを着込みました。

準備OK、出発です。

90kmの旅

90kmというとそんな遠くないように思えたのですが、結構距離がありました。
ナビが表示した到着までの所要時間は3時間ちょい。
有料道路を使うと二時間弱で到着するようですが原付二種の私には無縁の手段です。
下道をつかってとことこいきます。
数回の乗車で分かったことは、私はナビの予想よりも走るのが遅いようで、3時間ちょいとナビが出すということは、私の場合は3時間半~4時間ほどの道のりになるでしょうか。
そう考えると結構長そうです。気合を入れます。

寒い

スタートして10分で気づきました。
めちゃくちゃ寒い

真冬の着込み方をしていたのですがそれでも寒い。ヒートテック上下も無意味でした。
腕先と首元がやや開いてたので途中でそこをガッチリ閉め、空気を遮断……しますがそれでも寒い。
バイク前からくる風をなめてました。
下道をとことこ行くときはまだ良かったのですが、大型道路で60km巡行するときなんかは風をもろに受けてずっとガタガタ震えてました。
「うおおおおおさみいいいいいい」とか叫びながら運転してました。いやまじで。

しばらくしたら晴れ間がでてきて、日差しにあたると一気に暖かくなり、そこからは快適でした。
バイクの寒さ、侮ってはいけない……。

迷いました

説明しよう。
清水は方向音痴です
地元でいつもと違う道を散歩しただけで迷うレベルで方向音痴です。
バイク納車当日、ナビが使えなかったから道間違えまくって40分の道のりを2時間かけて帰るレベルの方向音痴です。

ナビがあるからなんとかなるやろ~、ってそんな考えは甘かったです。
車線の多い道路や分岐先の多い道路があると、ナビは無力でした。
曲がる先を間違えたり一本前で曲がっちゃったり、3~4回道を間違えました。

都会の道怖いです。

間違った時にナビが瞬時に修正した道を教えてくれるのが本当に有り難い限りでした。
ナビなしじゃ私はバイク乗れない……。

到着

迷子になり、休憩もはさみ、最終的には4時間ちょっとの道のりでした。
長かったですが、ツーリング中は寒さ以外は苦になることはなく、比較的楽しく運転が出来ました。

マップで予め調べた道沿いは割りと開けた感じだったので景色いいかなーと思って楽しみにしていました。
……のですが、遮音フェンスで囲まれた道がずっと続いていたので道路とフェンスと前の車しか見えなかったのが悲しみでした。

川井キャンプ場

キャンプ場について

キャンプ場到着です。

到着したのが川井キャンプ場。
奥多摩山奥にあるキャンプ場です。
近所に美味しい卵焼きのお店があるらしいのですが、今回は行くのは断念。

先にEBIさんとつばさくんが到着しており、橋の音を避けるためか奥の方を陣取っていました。

とても広いキャプサイトです。

サイトは広く、フリーサイトは横広でかなりのものでした。
平日だったため、他のキャンプの方も少なくとても静かでした。
すぐ後ろで木の工事している音がめちゃくちゃうるさかったです。

テント設置

今回もこのテント

使用テントは今回もこれ。
というかこれしか持ってません。
快速旅団さんの夢殿です。
大きめの8角形ワンポールです。

タープも設置しました。

雨が心配だったため、初キャンプ以来のタープを出しました。
前回ふもとっぱらの時のタープの偉大さに触れた清水、ここぞとばかりに持ってきました。
また張りたかっただけというわけではないです。

足場を見ていただければ分かると思いますが、フリーサイトはごつごつの岩だらけでした。
テントを張る際は、設置位置を整えてからがよさそうです。
ごつごつのままだと寝心地に影響が出そうですし、底面を傷つけてしまいそうです。

清水のテントはワンポールで底面がなく、コット(簡易ベッド)を設置するのでこういう場面でも比較的強いです。
ただ、ペグうちは大変でした。

フリーサイトは直火OKで、ご覧の通りの岩場のおかげでかまどが作り放題です。
しかも前のキャンプの方が作ったかまどがそのまま残っている場所が多く、そのまま利用させていただいたりもできました。
我々は先人の立派なかまどをありがたく使わせていただきました。

キャンプ中は無我夢中

もはや恒例

そしていつもの。
この3人でキャンプ行くときは毎回これやるんだと思います。
美味しいからね、しかたないね。

お鍋しました。

あとはお酒お鍋したり色々作ったりお酒飲んだり駄弁ったり焚き火したりお酒飲んだりしていました。
キャンプの時間を楽しみたい時は、SNSを開いたりとか、ゲームしたりとかはしません。
ただ自然に囲まれてぐでーっとします。
それだけでキャンプは優勝出来るのです。
どんなやり方であれ楽しんだものがちでございますね。
もちろんルールに則って、ではありますが。

夜はやはり冷える

夜は橋の照明が綺麗でした。

昨年4月のキャンプほどではなかったですが、夜になるとやはり一気に冷え込みました。
最低気温はたしか7~8度ほどまで下がったと記憶しています。

とはいえ、焚き火にあたっている間はとても温かいし、ご飯を食べればぽかぽかになって、寒さを感じることはあまりありませんでした。
寝床も、昨年から学んであれこれ揃えたコットやマット、インナーシュラフ、カイロなどの手段のおかげで睡眠時もまったく問題ありません。
インナーシュラフのおかげで寝る際はやや寝袋内が窮屈になってしまいますが、まぁしかたないです。
翌日まで快適に過ごすことが出来ました。

朝はすっかり快晴でした。
夕方からは帰路で雨予報が出ていたため、寄り道せずにささっと帰ることにしました。

終わりに

そんな感じで初のツーリングキャンプでした。
総評としては、これが自分のベストのキャンプスタイルだと感じました!

荷物は全てバイクに乗せることが出来るので重さを感じることがなくなりましたし、歩きの時よりも更に充実した道具をたくさん持っていくことが出来るようになりました。
電車に揺られながらまったり現地に向かうのもとても好きだったのですが、バイクで現地に向かう楽しさもまたひとしおでした。
4時間という運転時間も全く苦になることはなく、思っていたよりも運転疲れというものは感じませんでした。

そして、バイクがあれば今までアクセスの関係で諦めていたキャンプ場へも向かうことが出来るのが嬉しい部分です。
行ってみたい場所がたくさんあるので、これからの楽しみにします。

余談

キャンプが終わって帰路のこと。

夕方には雨の予報だから早く帰るとはいえ、さすがにご飯くらいは食べて帰りたいところ。
せっかくなので道路沿いにあるどこかのお店に入ってみようと考えました。

ちらりちらりと見えるお店があり、お寿司、ラーメン、ステーキ、海鮮……、色々あって悩みます。
今の気分はなんだろう、今自分は何が食べたいんだろうか、考えろ考えろ……と孤●のグルメ状態でお店を探していたら……

ギュウドゥーーン

結局食べ損じて地元まで帰ってきてしまい、近くのチェーン店で牛丼を食べて帰りました。
もうちょっと迷いなくお店に入れるようになりたいです。

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